前回の安ウイスキーにも挑戦してみよう①の続きです。前回は国産ウイスキーを紹介しましたが、今回はスコッチについて。
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おすすめ定番ウイスキー
定番と言えるのはまず、以前の記事でも紹介したバランタイン・ファイネストと世界一売れているジョニーウォーカーレッドです。
バランタイン・ファイネストはややスモーキーな感じのするなめらかなウイスキー。
微かにチョコレートのような風味もあります。
一方、ジョニーウォーカーレッドはベストセラーらしく、非常にバランスのとれた、全ての面で中庸という感じのするスタンダードといって言い一本です。
この2つはぜひ抑えて起きましょう。ある意味でウイスキーの味を測る上での原点となるウイスキーです。
次に有名ドコロといえばすぐに思いつくものだけでカティサーク、デュワーズ、インバーハウス、グランツ、J&B、ベルズ、ホワイトホース、ティーチャーズといったところです。
身も蓋もない言い方ですが、やはり安い価格に抑えつつそれなりにしようとすると似たり寄ったりの味になってきます。特に全部試す必要はありませんが、以下特徴を書いてみたいと思います。
まずティーチャーズ、デュワーズ。ティーチャーズは癖のない味わいで飲みやすいです。
デュワーズはアメリカでスタンダードなブレンデッドウイスキー。ややヨードっぽい癖がありますが飲みやすい部類。この2つは個人的におすすめ。
ホワイトホースは少し荒々しい味わいです。ウイスキーに辛口という表現はありませんが、辛口です。キーモルト、つまり核となるウイスキーに、奇跡のウイスキー、ラガヴーリン16年を使っているとのことですが、ラガヴーリンを感じることは出来ません。荒々しい味わいはアイラウイスキーの比率が高いということかも。
グランツ。
グレンフィディックと同じメーカーが作っています。ボトルの形が特徴的なので一発で分かります。味わいは甘みが強い。
カラメル的な味わいがあります。
J&Bは少し薄い味わいです。アメリカでヒットしているそうですが、アメリカ人好みの味の薄さです。飲みやすいという一面もあるかも知れませんがあまりおすすめしません。
他のものを語る上で欠かせないのがフェイマスグラウスという1600円くらいのブレンデッド・ウイスキー。
スコットランドでのベストセラーです。ヨードっぽい香りというか、日本人にとっては少し癖のある香りです。
国産のウイスキーはこの感じを消しているので、この香りを苦手とするのは私だけではないのでしょう。また、カラメルを思わせる濃い甘みも特徴的です。
フェイマスグラウスがベストセラーということで、この味わいを目指した安いブレンデッドが存在しても全く不思議ではありません。
カティサークなどその典型だと思います。フェイマスグラウスが好きという人ならイケルと思いますが、あまりおすすめではないです。
インバーハウスなどもこの系統です。たしか。
そんなこんなで特にこだわりがなければデュワーズ、ティーチャーズあたりが無難です。
ティーチャーズはネットで評判が高いです。価格も共に1000円程度なので、一度試してみるといいと思います。
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