おすすめウイスキーその②竹鶴12年

グレンフィディックの次におすすめしたいのはジャパニーズ・ウイスキーの雄「竹鶴12年」です。

竹鶴17年ピュアモルト 700ml

「竹鶴」というのはニッカウヰスキーの創設者にして、日本にウイスキーを持ち込んだ人物の苗字です。この人については話すと長くなるので割愛しますが、「日本人に本物の美味しいウイスキーを提供したい」と願って単身スコットランドへ渡った人物で、日本ウイスキーの父とも呼べる存在です。

さて竹鶴12年の素晴らしいところはそのコスト・パフォーマンスです。このクオリティで¥2,000きっかりくらい。日本人に美味しいウイスキーを提供したいというのを体現したような素晴らしいウイスキーです。近年では様々な賞を受賞しており、国際的な地位も築いています。

ピュアモルトとは

さて前回書いた通り、一つの蒸留所で作ったものが「シングルモルト」となりますが、竹鶴12年はニッカの所有する「余市」「宮城峡」という2つの蒸留所で作ったウイスキーをブレンドしたものです。

(注:グレーンウイスキーを使用しているわけではないので、「ブレンデッド・ウイスキー」ではありません)

一般的には「ヴァッテッドモルト」などと言いますが、竹鶴の場合は「ピュアモルト」となっていますね。

「余市」「宮城峡」はそれぞれシングルモルトでも発売されていますが、竹鶴はこの2つのいいとこどりをしたようなバランスの良い感じに仕上がっています。

余市の深みのある力強い味わいと、宮城峡の華やかで軽やか、少し酸味のある味わいが見事に調和し、素晴らしい味わいを実現しています。

バニラや華、リンゴを思わせるフルーティで豊かな香りで楽しませてくれる一方、フィニッシュは宮城峡の影響かすっきりとしていて、飲み易いです。

私も今まで買った中では、これが一番頻度が多いと思います。迷ったらコレ、という感じです。竹鶴のすごいところは\5,000くらいのウイスキーと飲み比べても全くヒケをとりません。天晴れの一言です。

追記:
竹鶴12年は2014年3月をもって生産が終了し、すっかり店頭で姿を見ることもなくなりました。素晴らしいウイスキーだっただけに残念の一言。痛恨の極みです。楽天などでは7000円近くまで値段が上がり、プレミアモノの様相が漂っています。竹鶴17年より高くなる珍現象ですが、本当にいいウイスキーでした。万が一古い酒屋などで在庫を見つけたら即買いをおすすめします。

なお竹鶴12年の生産終了に伴い、後釜として「竹鶴 ピュアモルト」が発売されましたが、少し味の方向性が違っています。もうひとつのブログでレビューしていますので、興味のある方はこちら↓をご覧ください。

参考記事:竹鶴ピュアモルト | 初心者によるウイスキーの話など。

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